スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

中原昌也「マリ&フィフィの虐殺ソングブック」

出典:中原昌也『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』(河出書房新社・1998年)
評価:★★☆☆☆

短編集です。一つひとつの分量が短いだけに、何かありそうな気配がしたらいきなり終わってしまう、の繰り返しで今一つ消化不良でした。もう少しそれぞれに展開があるとか、最後の方でバラバラにみえた短編がつながってくるとか、全体をコントロールする仕掛けでもあればよかったかなあとないものねだりです。

ところどころ失笑を誘う脱力系エピソードもあるにはあるけれど全体としての爆発力はなかったです。

「あらゆるところに花束が……」になると、個々のモチーフが手をかえ品をかえ再登場を繰り返す反復の面白みがあったのですがあれも今考えれば、中編くらいの分量があったからですかね。とにかくこの短編は、さっとページを開いて気に入った個所でニヤニヤ笑って飽きたら閉じてさっと忘れる、そういう読み方がよさそうな一冊でした。
スポンサーサイト

コメント

Secret

プロフィール

読む人

Author:読む人
小説の感想を、自分基準で。コメントはご自由にどうぞ。

★☆☆☆☆(面白くない)
~★★★★★(面白い)で評価。

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
リンク
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。